法事は、すべての仏教行事

法事とは、元々は、お釈迦さまの教えを学び、仏さまの心に触れることです。そのため、元々、法事は、すべての仏教行事を表す言葉でした。しかし現在では、仏事儀礼、行事、さらに故人への供養(追善供養)を勤めることを法事と呼ぶのが一般的になっています。四十九日・一周忌・三回忌など故人が残した徳を偲び、仏法を聞かせて頂くのための法要をさします。この場合の”供養”とは、施主が、仏さまに食物や飲み物や花をお供えし、また読経をすることで、善根(良い行い)の功徳を積むことを表します。その功徳をたむけることで、ご先祖さまや故人に向けて、さらに、全ての人びとの冥福を祈り、その上で、自分をはじめ全てのものが仏道を成し遂げることを祈るものです。法事は、故人の方々が自分を今日まで導いてくださったことに対する「お陰様で」という感謝の気持ちを示すための大切な行事といえます。
法要と法事は、現在同じように使われますが、厳密には、意味が違います。法事は追善供養や祈願、報恩などの仏法行事全般のことで、法要は、追善を目的とした行事のことなので、指すものは違います。よく分からない時は法事と表現したほうが無難でしょう。

詳しくはコチラから↓
基礎からわかる仏事のしきたり 置いておくと便利な「のし袋シリーズD」万円型 80枚

法事のお布施の本来の意味

お布施というと、普通は法事の時、施主が僧侶に出す謝礼として渡すものと思われています。仏教には法施、無畏施、財施の三種類の布施があります。そして、自分が持っているものををできるだけ他人に施す、ということが布施の本当に意味することなのです。
法施:僧が信者に仏法を説いて、人に施すというものです。
無畏施:親切な行いのこと、人の心配事や苦労事を手助けするなどです。
財施:金銭や品物などを使って施すことです。
困っている人への同情と親切心がお布施をする動機となります。悲しみにくれる遺族の心を少しでも慰めるためにお経を読み、貧しい僧侶の生活を助けたいと思うなら余ったお米やお金を分けてあげるということです。もうひとつはいわゆる功徳というものです。「情けは人のためならず」が意味するところの、善行をすれば最終的に自分自身に返ってくる、ということです.
いずれにしても、「仏の教え」を頂いたことへの感謝の気持ちを示すものがお布施です。お布施は、法事や葬儀のお寺へのお礼や祈祷、祈願のお願いなど、すべてを表します。

詳しくはコチラから↓
【仏教早わかりエッセンス事典

お布施の金額の相場とマナー

お布施はどれくらいの金額が相場なのか、よく分からない人が多いと思いますが、金額が決まっているわけではありません。お布施は自分の持っているものを出来るだけつくして施すことなのです。各々の人の社会的立場とか財力によって自ずから、差が出来てきます。しかし、現実問題として葬式や法事をつとめた場合は、いくらぐらいの金額をお渡しするのか迷ってしまいます。よく分からなくて困ったときは、そのお寺のことに詳しい檀家の人かお寺に直接、訊ねてみましょう。普通の相場は、お布施が5万円程度(一つの封筒)・お膳料とお車代として5万円(一つの封筒に内容二つを記載)程度、あわせて10万円ぐらいと言われています。
半紙か白封筒に包み「御布施」と書いて、お渡しします。実際お渡しする時は、御布施の白封筒だけをお渡しするのでなく、お菓子等の包みかお盆に載せる形でお渡しするのがマナーです。決して、直に手渡しという形でお布施は渡しません。

詳しくはコチラから↓
日本人のための仏教のしきたり

Copyright © 2008 法事のお布施の相場や書き方